さて。
先月今月とローフード以外での様々な美と健康についてのセミナーに参加してきましたが、どのセミナーでも仰ることは同じですね
そんな中で今日はちょっと糖についてのお話をしたいと思います。
様々な健康セミナーでも言われているように、現代の食生活は糖のとりすぎが問題になっており、その摂取量は明治初期の時代に比べ18倍となっているそう。
日本人5人に1人が糖尿病または疑いがある現代人。
砂糖が貴重とされた戦前は400人に1人だったといいます。
糖=人のからだにとっては重要なエネルギー源です。(ここ大切です)
炭水化物やミネラルを含んだ体に有効な糖もたくさんあり、単に悪者扱いはしたくない気にもなりますが、、、、
摂取量の問題と糖の質が問題
糖は食品の艶を出したり、水分保持、油脂類を吸収して粉末状にしたり加工食品には欠かせないものですが、返って体には良くない反応を生じさせるのも事実です。
良くない糖の代表のようにあげられる白砂糖は
・白く精製する段階で、体が必要とするビタミンやミネラルを剥ぎ取られ、これを体がエネルギー化するのに体内に溜めた栄養素をわざわざ引き出してこなければならない→カルシウム不足→精神不安定
・体と心を冷やす
・常習性があり、やめられなくなる(依存症)
・粘膜を弱くする→アトピーや皮膚炎、口内炎、肌荒れ
・細胞を緩める→全身の細部が緩む為、早産や流産、失禁の原因のひとつに
・夕方エネルギー不足になる→低血糖症の疑い
・肥満や虫歯、糖尿病などの生活習慣病へ
などの健康を害することも報告されています。
そして食品添加物の甘味料として用いられる合成甘味料にも気をつけたいところ。
書きたい添加物はたくさんあるのですが、長~くなりますのでまたの機会にいたしましすが、
自然界にない糖は体の機能を壊していきます。
糖質の摂りすぎによる血糖値乱降下。
急に上がって急に落ちる・・・・いわゆるこれが精神症状に表れるといいます。
キレる
さわぐ
落ち着かない
うつ
自閉症など
そして自律神経系にも影響がでるとのこと。
頭痛
立ちくらみ
めまい
朝起きられない
だるさ
パニック症(以前の私がそうでした^^;)
夕方駄目な人(低血糖)(これも以前の私)
糖の摂りすぎによって起こる糖化(AGEs)もまた女性とっては老化を早めてしまう元となります。
そしていろんな情報に囚われて糖を全くとらないダイエットや食事法をしている方も多いのではないでしょうか。。。
それもまた危険なことだと酵素栄養学の鶴見先生は著書で仰っています。
極端に炭水化物を減らすとインシュリン(インスリン)の出番も無く、糖が血中から無くなってしまうため、その代わりのエネルギーとして、体内の脂肪が分解され、「ケトン体」が使用されます。またはアミノ酸からブドウ糖を作る糖新生により、ブドウ糖の代わりに、エネルギーとして使うのでダイエットとしては効果があるとのことのようですが、
ブドウ糖だけが栄養源となる臓器は4つもあるのだと。
肺の粘膜
目の水晶体
神経組織の内膜
血管壁
ストイックな糖制限はこれら器官の疾患を招きかねない。
糖が有り過ぎても無さ過ぎても カラダへの悪影響はありますね。
じゃあどうしたらいいのでしょう
摂る糖の質を変えませんか?
皆さんも忙しい毎日です。おかずはささっと作りたいときもあるでしょう!
加工品に含まれる添加物(糖も含めて)は良く吟味して、半分・・・・
もしくは1/3に減らしてみませんか?
砂糖はきび砂糖・てんさい糖・ラカントSなど(三温糖はNG)
ローフードですとローメープルシロップやヤーコンシロップ、フルーツそのままの甘みやドライフルーツ、デーツ(なつめやし)などを使ったりしますよ
おやつで甘いものがほしくなったら、ケーキやシュークリームではなく、ドライフルーツやデーツなんかがお勧め。
私は時々時間のあるときにエネルギーバーなんかも作ったりします。
ちょっとした代替でカラダの負担は少なくなるんですヨ。
豊か過ぎる食文化の日本。
食を楽しむ側としては嬉しくもありますが、その反面病気になる方が後を絶ちませんね。
バラエティーに富んだスウィーツショップの数々
簡単に調理できる添加物多目の腐らない加工品
24時間いつでもどこでも行けば買って食べられるコンビニ食
本当の意味での豊かさでは無くなってる気がしますね。
それでもあまり神経質にならずに(ストレスが溜まります)
楽しむときは楽しんで
次の日は
グリーンスムージーや生野菜での酵素を活用した解毒(デトックス)や
食事の順番、組み合わせ等できちんと調整をしていきましょう